コラム

管理職が知っておきたい「言葉の力」とハラスメント防止の視点〜田原総一朗氏の発言をきっかけに考える〜

2025年12月15日
2025年10月、BS朝日で放送された討論番組「激論!クロスファイア」にて、ジャーナリストの田原総一朗氏が高市早苗首相に対し「死んでしまえばいい」と発言したことが、世間に大きな衝撃を与えました。 田原氏は後日、「野党に檄(げき)を飛ばす意図...

正義の裏側に潜む闇~稲葉事件と映画『日本で一番悪い奴ら』から考える内部不正と通報制度

2025年12月1日
2002年、北海道警察で現職の警察官が覚醒剤の使用・所持・密売、さらには拳銃の不正所持に関与していたという衝撃的な事件が発覚しました。俗に「稲葉事件」と呼ばれています。 この事件は、警察という正義の象徴の内部で起きた不祥事として、社会に大き...

「ちゃん付け」で呼ぶのは「セクハラ」に当たる?

2025年11月17日
2025年10月23日「●●ちゃん」とちゃん付けで名前を呼ばれたことなどが「セクハラ」に当たるとして、女性が元同僚の男性を訴えた裁判で、セクハラを行った元同僚の男性に請求額550万円のうち22万円の支払いを命じる判決を下したと報じられました...

カスハラ防止に外部相談窓口を~京都府の死体遺棄事件から見るカスハラの危険性

2025年11月5日
近年、カスタマーハラスメント(以下、カスハラ)という言葉が社会的に認知されるようになりました。これは、顧客や利用者が業務従事者に対して暴言や過剰な要求、威圧的な態度を取る行為を指し、接客業だけでなく、医療、教育、福祉などの対人援助職にも深刻...

高校バレー監督の暴力問題とスポーツハラスメントの根深い構造を考える

2025年10月20日
2025年10月、秋田県立雄物川高校男子バレーボール部を率いる宇佐美大輔監督が、部員に対して暴力や暴言を繰り返していたとして、秋田県バレーボール協会から1年間の謹慎処分を受けました。 宇佐美氏は元日本代表セッターであり、2008年北京五輪に...

広陵野球部の暴力問題とスクールハラスメント対策の必要性

2025年9月29日
2025年夏、全国高校野球大会の舞台である甲子園から、広島の名門・広陵高校が突然姿を消しました。理由は、野球部内で発覚した暴力行為と、それに伴う学校の対応について世論が許さなかったことだと見られます。 寮内で禁止されていたカップ麺を食べた1...

大手引越センターが内部告発者を提訴! スラップ訴訟疑惑とは?

2025年9月17日
大手引越センターが、内部告発した元従業員に対して東京地裁に提訴していたことが分かりました。訴えられたのは企業の労働組合関係の元従業員3人。「会社の信用を傷つけた」として100万円の損害賠償を請求されています。専門家からは、相手を威圧するため...

ハラスメントセミナーは日本公益通報サービスへおまかせください!

2025年8月4日
「ハラスメント」・「コンプライアンス」というワードを最近メディアで耳にすることが多いです。 兵庫県知事やフジテレビなど企業で起こったコンプライアンス違反の内容はSNSやニュースで毎日のように掲載されています。 日本公益通報サービス株式会社で...

公益通報者保護法改正 国会で可決・成立!

2025年7月9日
2025年6月4日、「公益通報者保護法の一部を改正する法律案」が参議院本会議で賛成多数で可決・成立し、6月11日に公布されました。この改正案は、内部不正を通報したことを理由に従業員を解雇や懲戒処分にした事業者(法人)や担当者(個人)双方に刑...

社外通報窓口と社内通報窓口の違いとは?

2025年6月23日
公益通報者保護法により従業員が300人を超える企業は、内部通報窓口の導入が義務付けられています。また、従業員300人以下の企業であっても努力義務となっています。 内部通報窓口、コンプライアンスなど最近よくメディアに上がるワードですが、通報窓...